本日は突然の事ながら、わざわざご焼香いただき、ありがとうございました。家族にかわり、故人○○の甥である私がひと言ご挨拶申し上げます。
昨夜○時、かけつけたときには、すでに不帰の人となっていました。五十四歳という年齢は、平均寿命からしてもまだ早すぎる歳です。叔父は日頃から頑固で無口な人でした。人一倍頑張り屋で、おそらく体の変調をきたしながらも、無理をしていたのだと思います。突然心不全で倒れ、そのまま永遠の眠りについてしまいました。
もう少し早く、体の変調に気づいていたら・・・・・・と、突然の逝去が悔やまれてなりません。しかし、これも天命というものでしょう。叔父の安らかな顔を見て、心慰められています。
「孤独はすべて秀れたる人物の運命なり」とは、叔父の座右の銘でしたが、本日これほど多数の方々にご弔問いただき、口とは裏腹に故人の人望の厚さに頭を垂れる思いでございます。
今後は遺族一同、叔母を中心に叔父の意志を受け継いで、心を合わせていきたいと思っております。本日はまことにありがとうございました。
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